DEVAS 文字の一括変換ソフト

投稿日 2009年08月28日
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devas

テキストファイル内から指定した文字(文字列)を探し出し、変換したい任意の文字に一括で変換してくれる凄くあり難い無料ソフト。

「Devas(ディーヴァス)」は、文字列の検索と置換を2ステップで行える。つまり検索と置換のステップが分かれており、置換の必要がない場合は単なる検索ソフトとして使用できるのが凄く便利。

検索対象は任意のファイルまたはフォルダを指定できる。フォルダ内を検索する場合は、さらに「対象ファイルの条件」として、ワイルドカードを使ったフィルタリングが可能。半角スペースで区切ることで、複数の指定も行える。そのほか、「フォルダ検索の場合、サブフォルダを検索対象とするか」等も指定できる。

検索方法は通常の文字列検索のほかに、ワード検索、正規表現検索を選べる。ワード検索は、プログラムソースの変数名・関数名、HTMLのタグ名・属性名などを検索する場合に利用する。なお、検索モードごとに、文字コードの選択や大文字・小文字の区別、改行やタブを表す文字(\nと\t)を使用するかどうかを指定できる。

検索を実行すると、検索文字列の前後を含めたテキスト、ファイル名、行番号を検索結果ウィンドウに一覧表示される。

置換は、結果一覧リストで選択したファイルのみを対象とし、実行前に「置換結果の確認」ボタンで、あらかじめ結果をプレビューできる。一括置換しない場合でも、リストのダブルクリックで内蔵のテキストエディタから手作業で編集することも可能です。

一括置換を行うと、元ファイルは自動的に指定フォルダにバックアップされる。バックアップデータは指定サイズを超えると古いものから削除されるが、バックアップデータのタイムスタンプが指定日数以内の場合は、削除時にメッセージボックスを表示させることもできる。オプション画面の「バックアップ」タブではバックアップするしないを選べるほか、バックアップファイルを削除する場合の容量指定、タイムスタンプによるメッセージ表示の日数指定、バックアップフォルダの場所を設定することが可能な、何とも使い勝手が良く、使い甲斐のあるソフトである。

手打ちhtmlでホームページを作っていた時は、リンク等大量のページの変更を一括で行ってくれたので大変重宝していた。今はopenソースのwordpressやxoopsでページを作っているが、それでも大量のphpファイルの中から指定の文字やコードを探すためにdevasは役に立っている。作業効率化には欠かすことのできないソフトである。

機動戦士ガンダム

投稿日 2009年08月18日
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 夥しい数の核を使用した結果、人類は快適に住むのに適さなくなった地球を離れ、植民地として月軌道上にスペースコロニーを配し、そこに居住するようになった。これが宇宙世紀の始まりである。

 そのコロニー群の中でも地球から最も離れた月の裏側エリアは第三コロニーと呼ばれ、独自の文化、風土が生まれ、それに付随して優れた指導者の元、他のエリアとは異なる組織が長い時間(約80年)をかけ組織された。それがジオン公国と名乗る第三エリアコロニー政府である。

 その独自性は特に科学的進歩に特化しており、引いては強力な軍隊を持つに至るのは自然の流れである。一人の理想家の指導者(ジオン・ズム・ダイクン)が亡くなり、後を継いだ野心家のギレン・ザビが実権を握りる。彼の子息によるザビ家が主導して自らの新政府独立を掲げ、それを認めない地球軍との戦争に突入する流れを生み出すこととなる。

 この1年間に及ぶ両者の戦争を描いたアニメが機動戦士ガンダムである。

 ガンダムの凄いところは、かなり詳細に定められた設定の秀逸さに尽きる。この考え方は富野氏による「宇宙戦艦ヤマト」に対する徹底した否定から生まれている。

 例えば、ロボットアニメで戦いをリアルに描写する為には、ワンフレームで捉えられる迫撃戦で描く必要がある。つまりは、レーダーが利かなくなる設定が必要なのだ。これに応える為に考えたのが、「ミノフスキー粒子」である。総監督の「富野喜幸(現 富野由悠季)」の名前からもじった(“富野好き”から来ている)この物質は、スタジオぬえの松崎氏が富野氏の要求に応じ、核物質が宇宙プラズマと結合して出来た、レーダーを利かなくする全く創作上の物質として設定されたものである。

 これは人類が宇宙に未来を求めた理由となる過去の歴史にも符号している。また、戦いの描写に厚みが増し、モビルスーツが活躍する戦争の土壌を作り上げてもいる。そして光学式スコープのみで戦闘する為、後にメインテーマとなるニュータイプの戦闘スキルの高さと、その未来をも司る重要な設定になっているのである。

 直径7.5Kmに及ぶ円柱型スペースコロニーには、約1000万人の人が住み、それが約40基連なった1ブロックが第○と名付けられたエリアになる。つまりは第三コロニーに属するジオン公告の人口は約4億人となり、地球軍との戦いになる国力を有しているのである。このイメージはアニメのエンディングで見ることができる。コロニー内にかかった雲は、極度の高所恐怖症だと自認する富野氏が地上が見える空では安心して暮らせないとして付け足した拘りである。

 また、安彦良和による魅力的な登場人物と大河原邦男の作り上げたロボットキャラクターは30年の時を経た今でも色あせることはない。主人公アムロ・レイは、富野氏によれば日系人であって欲しいという程度だが、安彦氏の手によるキャラクター設定ではアムロ嶺と姓に漢字が使われており、作画監督の立場からは日系人を意識した顔造形となっている。これはハヤト小林、ミライ・八洲(ヤシマ)にも当てはまることである。

 ただ惜しむらくは、超合金の愛称で親しまれたロボット玩具のクローバーが、ガンダム超合金の売れ行き不振から、スポンサー権限で4クール(50話)予定を全43話に短縮せざるを得なかったことだろう。その影響でララァ・スン登場からラストまでがTV版ではやや忙しい印象も受けた。これはファーストルパンや宇宙戦艦ヤマトの時も同様で、エポックメーキング的な優れた作品は、その設定の良さが万人に伝わるまでにタイムラグが起こり、決してその場での視聴率だけでは測れないものだからであろう。(かといって、ガンダムの人気に比例して超合金ガンダムの売上が伸びたかどうかは分からないが・・・しかし、現在ではその希少性から末端価格はかなり高額である)

 昨今アニメ界の巨匠といえば宮崎駿だろうが、同時代の優れたクリエーターとして富野氏の辣腕が大いに振るわれ制作された『ガンダム』は、今尚もってアニメ史に燦然と輝く金字塔ドラマなのである。

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未来少年コナン

投稿日 2009年08月18日
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 NHKが一番最初に作ったアニメーションというより、今では宮崎駿氏が最初に総監督として手がけたとして有名な名作である。原作はアレグサンダー・ケイの「残された人びと」となっているが、この小説のイメージは一言で言って憂鬱。当時まだ緊張状態にあったアメリカとソ連の最終戦争後の世界観に裏打ちされた物語を髣髴とさせる。

 しかし、宮崎駿氏と大塚康生氏の作り上げた、このアニメーションは夢と希望に満ち溢れている。10分以上の潜水は当たり前、100キロ以上の岩を持ち上げ、数100メートルの落下にも足が痺れるだけで怪我ひとつしない屈強な野生児コナンは、スーパーマンではなく、あくまで人間である。しかし、その荒唐無稽な人物設定も宮崎駿のストーリーには違和感なく溶け込む。

 時は西暦2008年、核兵器をはるかに上回る威力の超磁力兵器による戦争で、人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまい、地形は大きく変化し、多くの都市が海中に没した世界。戦争から20年後、コナンは「おじい」と二人、のこされ島と呼ばれる小さな島で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女が漂着する。彼女の名はラナ。ハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれ、隙を見て船から逃げ出したのだ。インダストリアは、巨大な塔(三角塔)を中心とした旧世代の都市であり、その存続のために、太陽エネルギーのシステムを復活を企む者が、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。コナンの奮闘空しく、おじいは殺され、ラナは再び連れ去られてしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論む人物レプカに立ち向かうことになる。

 最初はインダストリア側としてコナンの対極に立つモンスリーやバラクーダ号船長のダイスも、最後にはコナンを助ける側に回る。当初宮崎氏はダイスを悪人のまま残そうかとも考えていたらしいが、大団円を迎えるにあたってはこれ以上ないストーリーで締め括られるところに秀逸以外の言葉を見つけられない、宮崎駿の完璧なストーリーテラー振りを見せつけられる一作である。

 当時のアニメ雑誌「アニメージュ」の取材で、ファーストガンダムの総帥富野喜幸氏(現 富野由悠季氏)は、いつか未来少年コナンを超えるアニメ作品を作りたいと切実に語る記事を載せた(勿論師はガンダムでこれを超えたと思えなかった為に出た本音である)。日本のテレビアニメ界をその草創期から知る人物をもってしても、当作品は既に一つのアニメの理想形を作り上げていたといえる。ちなみに富野氏自身も14話と21話で当作品の絵コンテを手掛けており、この作品のクオリティ向上に一役買っている。

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